《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー21-
組織運営には必ず「ルール」が必要になる。
それを現場レベルで決めて順守させるのもMGRの役割だ。
ただ注意しなくてはいけないことが一つある。
それはそこにMGRの個人的感情を加えてはならないということ。
『あいつはいつも売上目標を達成しているから遅刻くらいはいい』
『あいつは生意気だから厳しくしていい』
こういう例を一つでも作ると組織に亀裂が入りはじめる。
『急いでいるから赤信号で行かせてくれ!』
こういう車を1台でも許したら間違いなく大事故につながる。
そもそも組織というのは「縦割りの社会」。
上司という役割の人がいて部下という役割の人がいる。
この「役割」こそがすでに「ルール」だということ。
上司だから偉いわけではない。
部下だから守られるわけでもない。
会社というもの自体、
一人の力では達成できないような、
大きな社会貢献という、
目的達成のために存在している一つの「機能」にすぎないということ。
この「ルール」上での関係をそれぞれの「役割」という、
これまた、
「ルール」で決められた立場ごとに動かなくてはならないのであるから、
そこに共有化された「ルール」があり、
それによって運営されていくのは必然的なモノと言える。
言い換えるなら、
「リーダー(MGR)」だけに限らず、
それぞれの立場に立って行動する人達は、
それぞれの「仮面」をしっかりと身に付け、
「ルール」を守らなくてはならないという「大原理原則」がそこにはある。
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