《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー1-
このシリーズは、
いま企業組織の中の30~40代で、
はじめて”部下”を持つ人達のためにお届けするものです。
卒業して会社に入り、
いままでは”プレイヤー”として懸命に生きてきた時期が終わり、
これからは”他人の人生”も含めて仕事に向き合わなくてはならなくなる時期。
ここでの時期はビジネスマンとして非常に重要なタイミングになる。
それはこれから先、
組織の中で、
”マネージャー”から「ゼネラル・マネジャー」➡「トップ・マネジャー」へと進んでいくそのキャリアを築く原点となっていく時期だから。
”プレーヤー”として優秀だった人がマネジャー(以下・MGR)としても優秀とは限らない。
逆に、
”プレーヤー”として優秀だった人ほどMGRになると失敗することが多くある。
MGRになって犯す失敗は大きく分けて2つ。
①.手取り足取り指導する人。
②.『俺の背中を見て覚えろ!』とばかりにいつまでも自分が優秀なプレーヤーから抜け出せない人。
このタイプはどちらも組織にとっては最悪だ。
①は優しい気配りのできるMGRに思えるが、
部下は思考停止し「自己成長機会」を失っていく。
②は、
仕事の出来るMGRのように見えるが、
実はMGRとしての”責務”を放棄しているのと同じ状況でしかない。
部下を持つと、
いままでの仕事の延長ではなくなり、
「全く別次元での能力」が求められることになる。
それが「マネジメントの能力」といわれるものだ。
どうかこのシリーズで復習しながら、
自らのマネジメントを「自省」するところから始めてみて欲しい。
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