《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「還暦を迎え人生の再出発点に立った君に!」 ー28-
私は還暦を迎えた時、
はじめて”自分の親の死んだ年齢”が気になったことを覚えている。
私の実父は65歳という若さで天命を全うしたが、
自分がその年齢に近くなった時に、
少しだけどこかで『自分ももうすぐかなぁ~?』という思いに駆られた。
こういう経験をされた方は私以外にも多くおられると思うが、
当然ながら、
”自分が親の死んだ年齢と同じになったら死が来る”と、
そんなことが決められているわけではない。
誰にでも寿命はあり残された時間は限られている。
20~30代の頃に比べたら、
それはもうその頃と同じような時間は残されてはいない。
でも、
この現象を私はいつもこう受け止めている。
自分の”過去”は変えられない。
「未来」は間違いなくあるがいつ終末を迎えるか判らない。
保証されていることは「必ず死が来る」ということだけ。
ならば、
自分が生きているのは常に「今この瞬間」でしかないということ。
1秒先に終わるかもしれないが、
自分の人生は「いつでも今が始まりの時で今が一番若い時」なんだと。
だから、
目の前のこの一瞬一瞬を死に物狂いで生きる。
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