第2,250号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”悩み”を考える!」 -4-

 

職場の人間関係をしっかりと構築したいのなら、
一人ひとりが演じない組織を作り上げること。
自分を隠さないことだ。
先月(1月27日)に、
「禰宜塾定例会」というのを行ったが、
そこで”エゴグラム”というプログラムを行った。

私達には、
一人ひとりに”個人性格”というものがある。
どうも「格」という文字がつくと、
ランクと勘違いしがちで、
ネガティブよりはポジティブが良いとか、
強い口調で言う人より、
穏やかに語る人の方が暖かさを感じるとか、
私達は感覚でそれを捉えがちだが、
そんな捉え方をしているから「本質」が見ずらくなっていく。

人の”エゴ(自我)”には、
大きく23パターンが基本的に存在するが、
私達はその23とおりの姿を、
生まれ持った「潜在性格」の上に混合して生きている。
これを行動心理学では「実在性格」というが、
どの性格が悪いとか、
どの性格が良いとかという問題ではない。
大切なことは、
自分自身でそれを自覚しているかいないかが重要なこと。

組織を単なる集合体から、
実のある”結合体”にするには、
一人ひとりがお互いの”エゴ(自我)”をまずは認識し合うこと。
特に、
管理職にはこの意志気(意識)が不可欠になる。
部下の生活環境が見えない。
部下の抱える”悩み”の「過去」を全く知らない。
こういう管理職は、
監督者には成れても管理職には成れない。

部下との会話の中で、
次の項目をどの優先順位で行っているか?
①.仕事内容
②.仕事環境
②.生活環境
③.人生環境
この順序を並べ替えて、
自分がいつもどこに優先順位を置いているか?
この順番が狂うと、
組織という”集合体”を「結合体」に変えることは難しい。

 

 

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