第2,249号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”悩み”を考える!」 -3-

 

昨日のブログでお話しした3つの”悩み”。
今日はまず「過去」の”悩み”について。

6,500名近いセミナー受講生には、
今も”悩み”として抱えなくてはならないような「過去」を持たれている人も多くいた。

私の本セミナーである、
「HEP意識改革セミナー”ベーシック&アドバンス”」は、
主に企業様の人材育成研修の一つとして取組まれることが多い。
なぜなら、
職場での”悩み”を紐解いていくと、
99%近くが人間関係の問題だから。

私達はどうしても、
『他人と上手くやろう!』
そうしなくてはいけないものだと思い込んでいる。
そうすると、
どうしても我慢とか、
頑張るとか、
仏教用語でいうならば「毒」といわれるような
言動が美徳と勘違いするような意識が生まれる。
だから継続性に欠ける。
そして、
その人間関係の”悩み”の根底に存在するのが、
自分自身の「過去の”悩み”」。

ご自身に向かって問いかけてみると判るはず。
『自分には他人に言えない過去があるか?』
大小の差こそあれ誰にでもあるはずだ。
大切なのは、
『それを語れる関係の人が側にいるか?』
本当に包み隠さず語れる人が・・・。

「過去」の”悩み”は、
そういう人がいればすぐに解決できる。
なぜなら、
語ることで秘密にする必要性が無くなるから。
人は秘密を持つと、
自分を見失い始める。
それを隠そうとして、
自分じゃない自分を演じ始めるから。
そのことが自分自身を追い詰めることになると気付かずに。
”過去と他人は変えられない!”
誰でもが知っているはず。

だったらそんな「過去」は捨ててしまえば良いだけ。
バッグに詰めて、
「過去」から持っていくものは、
楽しかった思い出と、
反省(ビジネスならデータ)だけでよい。

職場の管理職の中には、
『過去なんてどうでもいいんですよ。
今、目の前の仕事だけキチンとやってくれさせすれば!』
こういう言葉を口にする人がいるが、
そういう管理職はワーカーは育てられても、
人材を人財にすべく育てることは難しくなる。

だって、
相手も同じ人なんだから。

続きはまた明日のブログで!

 

 

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