《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -3-
人生は”積み重ね”。
やっていて、
『これがどんな意味があるんだろうか?』と
悩むことはたくさんある。
恐らくはそれ自体に”意味”など持つものは無いのかもしれない。
何のために挨拶するの?
何のために朝礼に出るの?
何のために礼儀・礼節が必要なの?
この”何のために?”を追いかけていると、
必ず迷いだす。
そして悩みだす。
”意味”などどれもないのかもしれないけど、
でも、これだけはハッキリといえる。
「無駄になることは一つも無い!」
どのようなことでも、
自分の人生において役に立たないことは無いということ。
そういうとらえ方こそが、
「前向き」人生の基本中の基本。
人生には”意に沿わないこと”が山ほどある。
人間関係だってその一つ。
『どうしてこんな人が上司なの?』
『どうしてこんな部下が俺の元に配属されてくるんだよ?』
こんなことは日常茶飯事だ。
この自分の”意に沿わないこと”を嫌ってはいけない。
避けてはいけない。
これを嫌ったり避けたりすると、
自分の”のりしろ”が限られるだけ。
あの夏目漱石の言葉に、
「世の中は根気の前に頭を下げることを知っている!」というのがある。
自分の”意に沿わないこと”でも、
目の前の「やれること」を、
無我夢中で取組んでいると、
必ず、
そのことに前向きに打ち込めるような環境や状況、
役割というものが巡ってくる。
「人間関係」も同じだ。
自分の”意に沿わない”と思われるような人でも、
思い切ってその人に飛び込んでいってみることだ。
意外と、
深い「関係性」が築けるかもしれない。