《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー197-
人生で何か不測なことが起きている時、
それを元に戻したいのなら、
まずやるべきことがある。
それは、
相手でも環境でもない、
まず「自分」を軸としてとらえ、
目の前の状況が自分の思い描く「理想の姿」になっているのを思い描くことだ。
身体が不調な時は、
身体の不調な状態や、
まだ起きてもいないこれから先に予想する悪影響を考えるのではなく、
もうそれが治った健康な状態を、
自分の理想の姿として思い描くことが大切。
絵をかいたり、
字を書く時には、
その完成した状況を思い描きながら筆を手にしているはず。
完成した後の姿を、
思い描かずに描いた絵や文字は見るに堪えない。
絵を描く時も文字を書く時も、
その筆を持っているのは、
他でもない自分自身の手だ。
それを意識しないで、
紙に向かっている筆やペンにだけ何かを願ったところで、
創造されるものはないもないはず。
人間関係や、
目の前の問題に解決に向き合う時にはこれを忘れないことだ。