《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー71ー
サービス業に長く関わってきた私は、
50年近く前から、
”お客様のために!
お客さんに感動を!
お客様は神様です!
そのためには万面の笑顔と明るく元気な応対を!”
こう教え込まれてきた。
こういうことも”やり方”として大切なことかもしれないけど、
実際に自分自身が50年近く向き合ってきて、
これ以上に大切なものがることにやっと気付けた。
それは「在り方」だ。
自分がどんなに笑顔作りをしようと、
どんなに明るく元気よく振舞おうと、
どれだけお客さんの心理を読んで、
先に先にと、
お客様のご要望を満たすように動こうとも、
結局はその全ては”やり方”でしかない。
どんな”やり方”を用いようとも、
「過去と他人は変えることはできない」という、
「大原理原則」の流れに反することなど、
そこに”やれる道理”は無い。
結局は、
それに向き合う自分自身が、
自分自身に恥じることなく、
健気にそれを向きあって、
ただただ「やれることをやり続けるか?」という姿に、
お客様お一人おひとりの受け止め方の中で、
結果として、
お客さんの感動とか喜びといったものが、
後から付いてくるだけのこと。
先にそれを目標のごとく掲げて、
お客さんに演じるように行動するのは、
その時点で”自我”でしかなくなってしまうということ。
この「原理原則」からズレると、
一生懸命にお客様目線で行動してもストレスを生み出す。