《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー72ー
私達は、
例えば仕事に対しても、
気力が充実してハイテンションで向き合える時もあれば、
いま一つ気持ちが乗らず、
モチベーションの低いまま挑まなくてはならない時もある。
成功結果に終わり喜びに満ち溢れる時もあれば、
上司に叱責されたり、
お客様から御叱りを受けたり、
辛さを噛みしめなければならない時もある。
『いつも元気に前向きで頑張りましょう!』などと、
大きな声を出しあって、
モチベーションを挙げたつもりの研修や朝礼が良くあるけど、
人間である私達が、
そんなハイテンション状態を365日継続していける道理はない。
そして、
1秒1秒移り変わる私達の「心」は、
その全てが”行動”に影響していく。
「心」の動きに振れ幅があること自体は問題ではないが、
その振れ幅が大きすぎると厄介なことになっていく。
禅語の中に「平常心是道(平常心是同)」という言葉があるが、
この言葉は、
いつも穏やかな「心」。
静かな「心」でいることの大切さを伝えている。
ここで大切になるのが「呼吸」だ。
「呼吸」とは”「呼吸」=息をすること”ではなく、
呼子のように静かに吐いて、
身体の中の酸素を可能な限り吐き出す。
すると、
意識しなくても静かに新しい酸素が体内に送り込まれてくる。
これはいつもやっている、
クラシックバレエの先生から教えていただいた呼吸法。
1㎜のふらつきも許されないバレエの世界では、
「呼吸」の大切さが大きなポイントになる。
続きはまた明日!