第4,576号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー82-

 

お客様にお渡しするビニール袋。
それをレジ下の棚に吊るして、
お客様にお渡しする時には、
1枚づつ袋を引けば、
簡単に掴んでお客様にすぐにお渡しできる。
これは会計時のオペレーション作業を短縮化し、
会計時のさばき率を高めることには大きく役立ったが、
半面、
そのビニール袋に穴を開けて、
100枚単位でその穴に紐を通していく作業には、
新たに労働生産性を投入していかなくてはならなくなった。

私と本部長がバックヤードのある部屋を訪ねると、
そこには3名のアルバイトスタッフが、
せっせとビニール袋に千枚通しを通していた。
仕事が単純なコトと、
意外と手のひらに力を込めることから、
3名1組で30分交代で、
使用頻度が高まる土日や祝日の前日に行うことにしていた。
1日約12時間8組が交代で対応し、
毎回10万枚のビニール袋に穴をつくり紐を通した。
つまり、
ここにかかった一番のコストは12時間×平均時給だ。
12時間(720分)の時間をかけて、
1分間で約138~140枚。
1秒間に2.3~2.5枚の計算になる。
ここで私は本部長にこんな提案をした。
『本部長、至急ビニール袋の業者に連絡をいれて、
いま納品しているビニール袋に小さな穴を開けて、
100枚づつ束ねて納品すると1枚当たりのコストがどう変わるか聞いてください』・・・・と。
ものの30分もしないでその結果が出された。
もし納品する形態を変更すると、
総合的生産性」は目標指数に比べ98.2%の達成率になる。
つまりまだ少しかかるコストの方が高くなるということ。

さぁ~どうする?

 

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー