《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー83-
いまの状態で手作業で穴を開けていく作業を、
現状の1分間に138~140枚の「生産性」を
160以上に高めることが出来るとしたら、
業者に頼むよりこのままの方が良いということ。
ただ、
取引先の業者さんにはビニール袋に穴を開ける機械はある。
あるが・・・・、
こういう提案をしてきたところがないので、
いまはあまり稼働時間が稼げていない。
つまりは相手先の業者さんにとっても、
関係性の高い問題となってきたということ。
ここで当社が、
この”穴開け作業”の「生産性」が高められずにいると、
『やはり少々お高くなっても機械でやられた方がいいですよ』
こう攻めてくる。
こちらが逆に「生産性」を高められたら・・・・、
相手先は諦めるか?
または値引き交渉に応じてくる可能性が生み出せる。
私は本部長に、
『今は何しろじっと彼らのやる”穴開け作業”を見てください』と強くお願いした。
そして本部長の部下には、
『私が良いというまで、
本部長には電話も何も取り次ぐな』とお願いした。
1~2時間その場から動かずに、
私達はじっと彼らの動きを見つめ続けた。
そして・・・・、
あるチョッとしたことに気付いた・・・・。
そしてそれは、
今まで1分間に140枚開けるのがやっとだった「生産性」を、
なんと1分間に290枚と2倍以上に伸ばすことができた。