《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー26-
”マズローの欲求5段階説”というのはご存じだと思うが、
同じ組織で働く従業員の「欲求を満たす」ことは、
経営上で重要なキーワードであることは間違いない。
ただし、
ここでいう「従業員の欲求」とは、
無いものねだりをすることでもなければ、
従業員が、
”いかに楽をする”ことでもないので勘違いされないように。
ご存じ、
”マズローの欲求5段階説”というのは次の5段階になっている。
1.生理的欲求
これは食べる(食欲)寝る(睡眠欲)出す(排便)する(性欲)の生きていく上で最低限必要とされる「欲求」だ。
これを経営上の施策として置き換えるとこうなる。
労働条件や給与規定の整備だ。
2.安全の欲求
自分は安全で安定した生活を送りたいという「欲求」。
経営上の施策ではこれはこう置き換えられる。
安全・衛生などの環境整備。
労災補償や厚生年金制度、
定年延長制度や各手当制度などがこれにあたる。
3.社会的欲求
自分が好む仲間と過ごしたい。
仕事とは別の親しい仲間が欲しいという「欲求」。
これが経営上の施策ではこうなる。
各種クラブ活動。
社内報や従業員の人事消息速報など。
4.自我の欲求
他人から認められたい。
他人から褒められたいといった「欲求」。
これは表彰制度や人事考課、
昇給・昇格規準がこれにあたる。
「マネージメント」の中の「統制」もこれに当たるといえる。
最後の5番目の「欲求」は、
”自己実現の欲求”と言われるものだが、
これについては明日のブログで!