《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー6-
「マネージメント・基本型」が、
「計画」→「実行」→「評価・反省」であるなら、
「マネージメント・応用型」は当然もっと複雑になっていく。
それがこれだ。
「計画」➡「準備」➡「分掌分け」➡「方向付けの共有」
➡「具体的な指示」➡「実行①」➡「評価・反省」
➡「問題点共有」➡「動機付け」➡「改良・改善」
➡「不安・不満・不平解消(コミュニケーション)」
➡「実行②」➡「統制(評価・反省)」・・・・
➡「計画見直し」➡「準備」・・・・と留まることなく続く。
このように、
「マネージメント力」を高めるには、
結果そのものを出すことより、
さまざまな場面でしつこく、
何度も何度も繰り返し行う以外に方法は無いといえる。
ところが多くの企業では、
結果ばかりを求めるあまり、
このサイクル行動がほとんど行われていないのが実情だ。
「計画」を立てても「準備」をしっかりとやらずに取掛る。
”職務分掌”が不明確か全く作らないところまである。
「実行」では面倒な細部に至るまでのチェックリストが無い。
チェックリスト(記録)が無いから問題が起きても原因追及がやれない。
こういう状態が続くと、
働いている人達の中にストレスが生まれ、
互いの批判や悪口が出始めてくる。
このように「マネージメント力」とは、
単に職場内の目的達成に影響を及ぼすだけに留まらず、
それを怠り続ければ、
職場内の人間関係にも悪影響を及ぼし、
潜在的にポテンシャルの高い人材ほど離れていく危惧さえ生み出してしまうことになる。