《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分の人生に”他人”を引き入れるな!」 ー50-
ビジネスの世界でもスポーツの世界でも、
レギュラーに比べると、
”代”が付くだけでその評価が下がるようなイメージがあるが、
信用・信頼できない人間にこの”代”が付けられることは少ない。
例えば、
部長が急病で倒れ、
部長が戻るまでの一時だけ”代理部長”になったとする。
この”代理部長”の全てが組織の評価そのものになる。
この人の印象が悪ければ、
『この会社は人材不足か?』
『人材の層が薄いんだよなぁ~』と思われるだけに留まらず、
『経営者も何見てるんだろうか?』と比喩されるのが落ち。
だから企業組織は、
”代”の付く任務を与える時には気を使う。
手短な人に気楽に銘じているように見えても、
信頼感の薄い部下に”代”の付く任務を与えることはまずない。
さらにこの”代”という役割には「テスト」の意味も含まれる。
一度、
自分の代わりに商談や打合せに出させ、
その結果によってはどんどんと自分の仕事を移行させ、
最後には自らの上司に、
『自分の後任は○○君にお願いします』とまでなる。
新入社員が何人も入社し、
その中の誰が使い物になるか?
これを知るには、
”誰でもやれるような”簡単な作業をやらせることだ。
それを、
「誰でもがやらないくらいのレベル」でやり通したら、
間違いなくその新入社員はモノになる。
それを指示した時点で、
『えっ?私がですか?』とか、
『それをやる意味があるんですか?』などと、
ゴタゴタ言うタイプなら、
まず使い物にはならないどころか、
組織のお荷物になること間違いない。