第4,105号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー63-

 

人助けとか、
お役立ちという言葉があるが、
これはどれも、
相手のために行っているのではなく、
自分自身のため」に行っていることに気付くことだ。
そうでないなら、
人は必ず、
その行為に対する”見返り”を求めるようになる。
挨拶」が良い例だ。
『相手を明るい気持ちにするために、
周囲の人達を元気にするために、
まずは自分から明るく元気な「挨拶」をしましょう』。
若い頃はこう教えられてきた。
いまでも、
学校や企業教育でこういう指導をしているところがあるが、
高度成長期やバブル期の時代のように、
表面的な現象を追い求めていた時代はそれで良かった。
でも時代はもう。
そういうところに価値を求めない時代になっている。

相手のために
周囲を明るくするために”と相手目線で向き合っているから、
『私が明るく挨拶しているのになぜあの人は?』と、
相手からの見返りを求める言葉がつい出てしまう。

人間なんだから体調の良い時もあれば悪い時もある。
誰にも挨拶をしないで、
静かに自分の席について深呼吸をしたい時だってある。
誰だってそれは同じだ。
それなのに、
『今日も周囲を明るくするために頑張らなきゃ!』と、
作り笑顔で笑みを浮かべ、
ふり絞るように『おはようございます!』とやるから、
ストレスを生み出す。
そして、
それに応えてくれる人は。
自分が考えるほど多くない。
そして凹む。
『私はやっているのに・・・・』と相手を責めて、
思い描く通りにならないその環境を責め、
一人で抱え込んでいく。

こんな無駄なコトにエネルギーを費やす時間など人生には無い。
しっかりと、
自分目線」で自分の”やれること”にだけ集中して生きる。
これが社会生活における「大原理原則」だ

 

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