《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない！」　　ー８－

実は私にはとても”悪い癖”がある。
それは・・・・、
数名で会話をしている時など、
『全員の意見を聞かなくては』と思わんばかりに、
話している人の話を途中で遮って、
勝手に次の人にバトンを渡させようとしてしまうことだ。
これに気付いたの10数年前のことだ。
これがどんなに”悪い癖”なのか身にしみて解った。
下手をすれば人間関係にひびが入るだけではなく、
同時に三つのこと（自分の思いと、その話をしている人の思い、さらには次にバトンを渡してやりたいと考えている人の思い）を考えるのはものすごくエネルギーが必要になる。
少し考えてみよう。
人の話をせかせたり、
途中で遮ったり、
後を引き取ったりする場合、
自分の考えや思いだけではなく、
相手のそれも追いかけていかなくてはならなくなる。
この癖は『忙しい！忙しい！』と仕事をする人達に共通する癖。
自分も相手も口と頭の回転が猛スピードで上がり、
その結果、
緊張とイライラ感で時には口論になることも良くあった。
人の話を聞いてくれない人には誰でもが腹立たしくなる。

この”悪い癖”に気付いてからは、
グッと付き合う仲間の年齢層が広がっていった。
それも自分より10も20も、
中には40も50も年の離れた若者達との。
そしてまた彼らから教えられてきた。
”人の話は最後まで聞こう！”
これは人生の道を歩む上で、
選択する道の数がどんどんと増えていくことにもなる。