第4,049号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー7-

 

目的意識」を強く持ち過ぎると、
そういう人は仕事でも、
やるべきこと」というようなものをリストに掲げて、
さもそのリストが、
目の前の緊急事態事項のように思い込んで、
この「やるべきこと」というのを全てやる遂げることが、
自の「目的」と勘違いしてしまっている人が多くいる。
掲げた「やるべきリスト」をすべてやっつければ、
自分の「目的」は達成され、
達成感に満ち溢れるという思い込みまで生み出す。
ところが現実はそうはいかない。
目の前のリストを片付けると、
すぐまた、
次の「やるべきことリスト」を作成しなくちゃいけなくなる。
それに、
やるべきこと」の中には”やれないこと”も入ってくる。

管理職になりたての頃、
いろいろなセミナーで、
管理職意識を強く持って!』と教えられたけど、
そんな言葉の”本質”を教えてくれたのは、
恩師でもあるK課長だった。
『禰宜いいかその言葉の表面的なところだけをとらえるなよ。
ストレスを生み出すだけだからな。
まだ管理職になったばかりのお前が、
管理職としてやるべきこと“など解るはずがない。
解らないコトをさも解ったように向き合えば、
壁にぶつかるだけだ・・・・』。

これと同じような表現で、
「プロ意識を持て!」
「経営者意識を持って仕事しろ!」とよく言われるけど、
こういう表面的な姿勢だけをとらえた言葉は、
まったく意味をなさないどころか、
聞かされた人間にストレスを生み出させるだけだ。

人生の「目的本質」は、
一番になることでもなければ、
一流と呼ばれるようになることでもない。

大切なのは”やるべきこと”ではなく「やれること」だ。

超一流といわれるようなプロの人でも、
やりかけの仕事は必ず残ってしまう。
そしてそれは誰かが引き継いでやってくれることになる。
全て自分で完璧に!」
そんなことは間違っても考えない方が良い。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー