《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -21-
昨日の事例に登場したY君。
実際に私の顧問先に勤務する青年で、
毎日の”作業”に追われ、
2月頃からだいぶモチベーションを下げてしまっていた。
3月の上旬に、
私が
人事部長からカウンセリングを依頼されて面談をした時には、
『同期の仲間に比べると何しろ”やること”が多すぎて・・・・』
頭を抱え込んで”悩みのどん底”にいるような状態だった。
私が、
『君のやっていることを詳しく教えてくれますか?』
こう尋ねると、
出るわ出るわ、
確かに量的には入社2年目の人間が一人で対応するには多かった。
次に私は、
Y君が取組んできた”作業”の中から、
そのいくつかを選び出し、
『この”作業”で君がやってきた詳細を教えて欲しい』と申しでた。
すると・・・・
『”詳細”・・・ですか?』
『そうだよ。
指示されてから終了報告を出すまでの「記録」を見せて欲しい』
ところがY君はこの「記録」が出せなかった。
そこで指導したのが「EQ」という手法だった。
Y君はただ毎日、
目の前の”作業”に追われていただけなのである。
そして、
その”作業”を全て自分一人で対応し、
「仕事」をしてきた大きな勘違いと思い込みをしていた。
だから、
手が回らなくなると、
上司に申し出て、
その”作業”の量そのものを減らしてもらってきた。
Y君からそういう申し出があると、
上司は快く、
『そうか解った!』と彼の申し出を受けてくれてもいた。
ところが一向に”作業”は減らず、
またしばらくすると、
『なんでこんなに俺のところばかりに・・・・』と落ち込んでいった。
「EQ」の手法で”気付き”を得るまでは、
繰り返し繰り返しこういう状態が続いていく。
Y君は、
「EQ」の手法からいったいどんな”気付き”を得たのだろうか?
それは明日のブログで。