第4,041号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー40-

 

上司と部下の”関係性”のルール」と銘打ってお送りしたこのシリーズだが今日が最終章。

企業という組織の中では、
チームワークとか、
協調性といったものが多く叫ばれるが、
その多くは、
表面的なスキルにばかり目を置いているところが多くある。
もうこれはいつも言っていることだが、
サービス業でのホスピタリティーやサービスというものも、
組織内のチームワークといったものも、
他人目線”になると、
その「本質」とは違った方向に向いてしまう危険性が高いことは行動心理学の上からも証明されている。
キーワードは常に「自分目線」だ。

この辺りは私のセミナーで、
原理原則論」を学んだ受講生なら理解できると思うが、
自分が無我夢中で取組んで、
のめり込んでいくような状態まで目の前のことに向き合うと、
人は”疲れ”よりも「充実感」に包まれるもの。

会社のため。
お客様のため。
誰かのお役立ち。
こういう”他人目線”で向き合っていて、
結果現象が果たせ、
会社から評価され、
お客様からお礼状など頂戴して喜ばれ、
お役に立てたとと実感しているのに・・・・・、
それがなぜ?
仕事が終わると、
疲れたぁ~』と口から出てしまうのか?

私は2日間のセミナーを立ちっ放しでやっても、
帰宅し妻に、
『チカレタぁ~』と冗談で甘えるように口からは出すが、
深い充実感に毎回包まれ心地よい眠りにつける。
この仕事を『辞めたい』と思ったことは一度もない。
それは、
「受講生を何とかしてあげよう」などとは思っていないから。
そんな上から目線で向き合うより、
自分自身が命を懸けて取組むことでしか“想い”を伝えることはできないし、
何よりもそうでなければ受講生に対して失礼になる。

人の人生は「全てが自分」。
これは絶対的なキーワードだ。

誰かにどう思われるか?」という他人からの評価よりも、
上司」も、
部下」も、
大切なことはその立場立場で、
やれること”を愚直に懸命に命を懸けて取り組むことだ。
部下を気にして、
上司を気にして、
耳に心地よい言葉を並べたところで、
相手から自分の”真の姿”は見えない

お互い異なる立場で「関係性」を構築していくには、
こうした「原理原則のルール」を是非忘れないでいただきたい。

このシリーズがご参考になったなら幸いです。
また明日からは新しいシリーズでお逢いしましょう。

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