第4,026号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー27-

 

「上司と部下の”関係性”のルール」
このシリーズ、
まずは「上司」という立場から、
いろいろな切り口でお伝えしてきた前半だが、
今日はその前半最後の章になる。

上司」とは”良い人”であってはならない。
上司」とは自己開示を示せる人をいう。

これは私がサラリーマン時代に徹底的にたたき込まれたことだ。
『いまは時代が違います』といわれる方もいるだろうが、
私は、
人が「関係性」を築く上で、
最も大切なことはまずは”自己開示だという信念を持っている。
相手がどんな価値観を持ってるのか?
相手がどんな考え方をしているタイプなのか?
もっというなら、
そう今の相手の姿は、
過去のどういう経験から培われてきたのか?
こういうことが見えずに、
『この人はなんでこういう考え方なんだろうか?』と、
相手を探っている間は、
相手との「関係性」を築くことは難しい。
これは相手から見た自分も同じことだ。

こういう「上司」は良く見かけるだろう。
上司」自身が、
会社のトップの方針とズレが生じた時(こういうことはどにでもある)が・・・・、
そんな時に、
『俺としては会社のこの考えには反対なんだけど・・・・、
上が決めたことだから仕方ないけど従ってくれ!』
こういうタイプの人は、
その都度、
自分の色というか、
スタイルをコロコロと変えていく”カメレオン上司”といわれ、
もっとも卑怯はタイプだ。
自己開示を示せる上司”というのは、
こういう自分が納得いかない時、
しっかりと自分の意見を書面にまとめ、
まずは部下に対して、
『俺はこの(書面に記した)内容で上に物申してくる!』と、
徹底的に自分の意見を上申し、
その上でそれでも自分の意見が通らなければ、
はじめて部下に協力を要請指示を出すべきが本来の姿。

部下との「関係性」をしっかりと築ける「良い上司」とは、
優しい上司でもなければ楽しい上司でもない。
自己開示をしっかりと示せる上司」ということを忘れてはならない。

明日からはシリーズの後半として、
上司との「関係性」を築く上での”部下のルール”を!

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