《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」 ー26-
部下から見る「上司」の姿で、
一番、
残念というか悲しくなるような姿が、
”言っていることとやっていることが異なる”ことだ。
これは、
『任せろ!必ず目標を達成して見せる!』と言っておきながら、
結果としては、
目標に届かなかったというような”現象的”なことではない。
そいうことは誰にでも起きうる。
ましてや、
相手がある事案では自分の思い通りにコトを進める方が難しい。
数秒前まで”右”と言っていたものが、
すぐさま「左」に変わることなどどこにでも起こり得ること。
ここでいう、
”言っていることとやっていることが異なる”というのは、
もっと日常的なコト。
例えば、
日頃は朝礼などで、
『小さなルールからしっかり守ろう!』と大声出して口にしているのに、
当のご本人が、
一昨日のブログに登場したような、
ゴミの分別すら自分でやらないとか、
『もっとアウェアネス(注意力)をもって行動しなさい!』と言っている人が、
本社入口の玄関マットが大きく傾いていても気付けないで、
そのままマットの上を通り過ぎていくとか、
こういう姿を部下はしっかりとみている。
「上司」というのは、
言っていることが正しいとか間違っているとかより、
”自らの言行一致”の方がはるかに大切なことになる。
管理職となって、
部下を持つようになり「責任ある立場」になるとは、
こういうことを示している。