《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」 ー22-
「上司」という立場にいて、
”もし判断に迷ったら”・・・あなたならどうするか?
『俺は上司なんだから・・・ここでビシッと判断しないと』
新任の管理職時代は良く陥りやすい”現象論(感情論)”判断。
こういう状態に陥ると、
もう目指すところが全く変わってきてしまう。
元々は、
「AとBの選択をどちらにすべきか?」という判断そのものが目的だったのが、
いつの間にか、
”上司としてビシッと決めなくちゃ”という「自己保身」にも似たことが目的になってしまう。
もちろん最終的に課で決めることは課長が、
部で決めることは部長が決断して決めなくてはならない。
でも、
悩んだり、
考えたりするプロセスのすべてを、
「上司」という責任者が行わなくてはいけないわけではない。
”もし判断に迷ったら”・・・
そんな時は「部下に聞くのが一番」だ。
部下から、
『今回の案件で商品の仕入れ先はA社にすべきか?B社に?』と投げかけられたら・・・・、
もしあなたが、
A社もB社も熟知しているなら別だが、
そうでないなら素直な気持ちで、
『実際にこれまで取引を担当してきた君はどう思う?』
こんな感じでどんどん部下に意見を求めることだ。
この状況で、
『頼りない上司だなぁ~』と思う人間は少ない。
むしろ、
『信頼してくれているんだなぁ~』とモチベーションを上げる人間の方がはるかに多い。
「迷ったら部下に聞く」
これは今の時代のリーダーシップにも強く求められている姿勢。