第4,016号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー17-

 

優秀といわれる「上司」がまず部下に教えることは、
仕事のこなし方ではない。

もし社内に、
『あぁ~忙しい、大変だぁ~昼飯く暇もないやぁ~』
こうぼやきながら右往左往している部下がいたとしたら、
あなたならそんな部下にどう向き合います?
『忙しいのはみんな当たり前だ!頑張れ!』ではNG。
これでは「上司」とし失格だ。

こういう部下がいたら、
『おい何がそんなに忙しんだぁ~?』と聞いてみることだ。
するとたいていは、
『今日中にこの報告書を作成するように言われて・・・。
おまけに来週のプレゼンの準備はあるし、
今日は取引先で打ち合わせも入っているんですよ』と、
自分が抱えている全てのことをぶちまけてくる。
こういうん部下は残念ながら、
仕事のできない典型的なタイプといえる。

どんなに仕事が忙しく、
多くのことを抱えていようが、
仕事には必ず「優先順位」というものがある。
取引先やお客様に呼ばれているのならすぐに行くこと。
報告書はそれを終えて社に戻ってから向き合えばよいし、
来週のプレゼンのことなら、
今すぐに取りかからるべき仕事ではない。

優先順位」とは”時間管理”と対にして考えなくてはならない
たくさん仕事があって、
気が重いのなら、
手早く片づけられることから着手するか?
誰かに承認をいただかなければ進められないことなら、
相手のあることから着手するとか?

仕事のできない人間は、
AのことをやっているとBのことが気になり、
Bのことを始めるとCのことが気になって、
結局はどれもは中途半端に終わっていく。
上司」が”部下”に教えなくてはならないこと、
その「優先順位」の第一位は、
もしかしたらこういうことかもしれない。

 

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