第3,922号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー16-

 

提案事項を考え、
アイディアを出す。
企画を立てる。
解決策を探す。
こうした「思考考える)」の目的はさまざまだが、
私はいつも、
一つの決め事を実行している。
それは・・・・・「一考二案」という向きあい方だ。

何かを考える時に、
必ず”二案”は用意するという向きあい方だ。
これをやると、
常識や慣習に縛られないし、
冒険心が生み出され、
自由な発想枠も広げられる。

二つの”考え”は真であってもかまわない
かえってその方が良いときさえある。

私達は時にして、
既存の何かを否定すること考えることだと、
誤解しているところがある。
みんなが黒というから私も黒”は迎合かもしれないが、
みんなが黒というから自分は白」というのを、
考えたこと”になるかというとこれは全く違う。
既存のものを否定するすることで、
一つのアイディアを見つけたと思い込み、
それを「自分の考え」としていると、
必ず”偏り”を併発しだしてくる。

一つの答えを出そうとして、
出てきた「考え」を並べて、
どちらかを否定するのではなく、
二つの答えをさらに掘り下げて、
三つ目に出てくるものを探し出すことが大切なこと。

いつもだらだらと会議をして、
『とりあえず今日のところは・・・・』などと、
まとめているような会議が行われている企業は、
この”「思考考える)」の本質が、
どこかに置き忘れられている。

企業組織の「会議」とは、
意見を出し合う場所ではなく、
組織内として”思考を固める」ための場”だ。

 

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