第3,905号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー45-

 

45回にわたりお届けしてきたこのシリーズも今日が最終回。

サービス業において相手(お客様)に伝わる「感情段階」。

希望 <<< 現実 = 感謝
希望 <<  現実 = 感激
希望 <   現実 = 感動
希望 =   現実 = 満足
希望   > 現実 = 不満
希望  >> 現実 = 怒り
希望 >>> 現実 = 激怒

そして最高レベルといわれる
希望 <<<< 現実 = 感導

このいずれも表面的にとらえると、
その方向はとんでもないところに向いていく。

希望  現実”の良しとされるレベルも、
作り笑顔や、
お客様へのお役立ちといったところに強く意識を持つと、
いつの間にか”自我の谷底”に引き込まれていくだけではなく、
また管理職にいる人は、
部下の表面的なところだけをみて、
『この人は最高だ』と早とちりしないことだ。
お客様の前では最高でも、
休憩室や一人になると、
考えられないほど下品になる人も多くいる。

希望  現実”もまた単にダメなレベルと受けとめないこと。
そこにはその人の隠れた「本質」が存在している。
部下がもし、
そういうレベルであるなら、
その仕事ぶりをとやかく言う前に、
部下と真正面から向き合ってみるコト。

これからの世の中は「生き様ビジネス」。
自分自身が自分と向き合って、
」のままで仕事に向き合って行く人間が上手く行く
どんなに上品ぶっても、
どんなに着飾っても、
表面だけを飾り付けた向き合い方は、
直ぐに化けの皮が剥がされていく。

部下には「自分を語れる」ことが最重要。
お客様には、
お客様目線”ではなく常に「自分目線」の中で、
お客様との間に置かれた”てんびん”をしっかりと担ぐ。
これが結果としてお客様の役に立つことになる。

感動”を越えた「感導」とは、
自分自身の足元をしっかりと見つめ、
人としての「生き様」を、
自分の人生道に記していけることだ。

明日からはまた新しいシリーズでお逢いしましょう。

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