第3,888号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー29-

 

飛行機の中で無くした大切な思い出の品。
いくら探しても無い
『こりゃぁ~ママに怒られる(涙』
『あぁ~どうしよう?』
いろいろなことが頭の中を駆け巡りながら、
それでも必死になって、
『前の座席か、後ろの座席に転がったかも・・・・』

気持ちの中では、
「お預かりしますと預かったんだから・・・・」という思いもあったが、
「預けてしまったのは私だから・・・・」と諦めることにした。
すると、
一番、先輩らしきCAさんが”満面の笑顔”で、
『ご心配いりません。間違いなく機内に在ります。
必ずお探ししてご連絡を差し上げますので、
今日のところはこれでお引き取りいただけますでしょうか?』

私は彼女が差し出したメモとペンを借りて、
氏名住所など必要事項を書いて渡した。
考えれば、
「そんなの書かなくてもデータがあるだろ」と思ったが・・・。
言われるままに・・・。

本当の”嫌な経験”はここから起きた。
米子での仕事を終え、
帰宅して妻にその話をすると、
『仕方ないわねぇ~。
そういう大切なものを、
いくら有名な航空会社だからと、
他人様に預けたパパがいけません』
私は、
『でもね必ず探して連絡くれるって・・・・』
『そうね機内には間違いなくあるんでしょうから・・・』

それから1週間。
2週間経過しても航空会社からの連絡は無い。
私は、
搭乗券の控えを見ながら、
直接、
航空会社に連絡を入れた。

すると・・・・、
『確かに禰宜様のご搭乗機はございます。
ただ・・・・、
そういった申し伝えが入っておりません』とつれない言葉。
『いやCAさんが連絡をくださるといって、
メモまで渡してありますので当日の担当CAさんに連絡を取っていただけますか?』というと、
『その者の氏名は覚えてらっしゃいますか?』

もうここで私の気持ちが切れた(笑。
「そんなのそっちで調べろよ」と思いながら、
『もう結構です』

いまもあの”ラペルピン”はあの機内の中で空を飛んでいるのか?
もう飛行機と共にスクラップになったか?

私の中に残ったのは、
「あの”満面の笑顔”はなんだったんだぁ~」という思い。
思い出すあの”笑顔”すら、
もう「悪魔のほほえみ」に感じてきた(笑。

これが私が経験した”作り笑顔”のお話し。
こういう経験は、
その後も、
いろいろなところで経験したが、
その度に、
あのSさんの言葉を思い出す。

そしてあのSさん・・・・・だが、
続きはまた明日。

 

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