《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー3-
2021年は「戦わずして勝つ」。
コロナ禍の昨年を振り返ると、
強くそれを感じたので、
今年の最初のシリーズはこのタイトルにした。
もう15年以上前に、
北京で受けた「孫氏の兵法セミナー」。
それまでは、
”孫氏の兵法”といえば「勝つためのモノ」と思い込んでいたが、
あのセミナーで、
実は”孫氏の兵法書”は「平和の兵法書」だと気付かされたことを今でも覚えている。
戦というのは、
勝っても負けても大きな被害を背負うことになる。
戦国の世に生きた彼は、
人間同士が争い合い、
土地を奪い合っていく乱世の世の中の矛盾を、
痛いほど痛感していたのだ。
ビジネスの世界も、
私が育ったそうな「戦闘力」で人を動かす時代は、
戦後20~30年の中では効果を生み出したが、
今の時代はそうではない。
これからの時代は、
「”自分が動き自分が気付いて、
また自分が動き、
それを見てた他人が気付き他人が動く”」
企業内の人材育成も”育てる”という意識を捨てる。
自らの「気付きと行動」によってのみ、
他の人(部下や上司やお客様)も、
”共感・共鳴・協調”してくれてはじめて動いてくれる、
まさに「関係性」を生きていく”感情操作”の時代になっている。