《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能！」－35－

昔、
脳科学のセミナーに通っていた頃、
「人間の言葉・表情・態度と行動は裏腹である。
人間の行動は意識としか統合し合わない」と教えていただいたことがある。
そのとおりだ。
大体、
ニコニコ顔で、
腰を低くして、
ネコナデ声を出しながら近づいてくる輩に、
信頼できる人間はいない。

他人を嫉妬したり、
夢と欲をごちゃ混ぜにして追い求めている人間というのは、
おかしなところに共通点がある。
それは・・・・「他人（相手）目線」で生きているところ。
誰かが成功したり、
大きな評価を得たり、
自分のそんなふうになりたいと思うような人に出逢うと、
『あいつはラッキーだったんだよ』とか、
『彼は恵まれているから・・・・』とか、
『あの人は凄いよねぇ～』とか、
『俺もあの人のようになれたらなぁ～』といった、
相手に対する羨望ばかりを膨らませる。
または、
相手の立場に立ってとか、
思い遣りを持って持って行動しようとか、
表面的には、
『いつも自分より他人様のことを考えて行動しています』といった言葉を軽く口にしてくる。
その実、
自分は、
電話やメールを受けても返信が遅いとか、
他人様にお世話になっても電話どころか、
メール１本でお礼の言葉を済ませてしまったり、
都合が悪くなると、
全く連絡をよこさなくなったりと”身勝手な行動”が目立つ。
結局のところ何一つ、
具体的な行動は語らず、
耳に心地よい言葉だけを並べたてることが共通点。

「他人（相手）目線」で生きている人は、
結局、
自分自身に意識が向かないから、
自分が”やれること”というのが在るのに気付けない。