第3,797号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-30-

 

相手と自分の”想い感情)”をぶつけ合いながら人間関係を構築していく上で必要なコト。
自分の”感情”を押し殺し、
相手に様子をうかがいながら、
表面的な人間関係を築いていっても、
そういう姿勢は健康的にも悪く何の意味も成さない。

いつも言っているけど、
相手の立場になるとか、
相手の身になってという姿勢は、
自分を押し殺して相手に合わせろということではない。

古い言葉に、
我を非として当うる者は師なり。
我を是として当うる者は吾が友なり。
我に阿諛する者は吾が賊なり」という言葉がある。

満面の笑顔で、
『何かお手伝いできることはありませんか?』と、
もみ手をしながら近づいてくる輩や、
『皆さんが喜んでいただければそれだけで十分なんです』
『皆さんのお役立てることだけが私の願いです』
こう言って関係を築こうとする輩を
信用してはならないという意味。

自分の信念に沿って、
自分の納得のいかないことや、
腑に落ちないことを、
自分を殺してまで向き合うなら、
その前に、
しっかりと自分の言うべきことは”想い感情)”として、
相手にぶつけるコトだ。

いまコロナの影響で、
オンライン化がどんどん進んでいるが、
その中で、
対面対応力」という力がどんどんと衰え、
鬱予備軍とまで呼ばれるような人達が急増して、
企業の離職率を高めている。
『ちょうどコロナで仕事少ないからちょうどいいよ』と、
人材をそんなふうに受け止めているところは別だが、
せっかくの人材を、
人財候補”のまま手放すことは残念でならない。

管理職の方々は、
デジタルだけに偏らず、
従来のアナログマネージメントにさらなる工夫を加え、
良い意味での「人間臭い能力」が求められている。
部下に対して、
自分の想い感情)をしっかりとぶつけていかないと、
部下は孤立し途方に暮れたままになる。

ただし、
それをやるには、
昨日のブログでお話しした礼儀礼節に加え、
日頃から自分の”やれること”は確実に行う」という、
最低条件だけは励行しなくてはならない。
これは部下と呼ばれる側の人達にもいえることだが、
遅刻をしたり、
提出物を期限までに出さなかったり、
挨拶もやれていない人間が、
『納得がいきません!』と気持ちをぶつけたところで、
誰も耳を貸すものはいない。

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