第3,796号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-29-

 

企業研修などでコミュニケーションや人間関係のテーマになると、
「相手の身になって」
「相手の心に寄り添って」などといった、
表面的に上手くやるような言葉を並べる人も多くいる。

私のセミナーでも物事を捕らえる時は、
感情論”ではなく「原理原則論」で伝えてはいるが、
これは、
上記のような、
表面的に自分を殺して上手くやれという意味ではない。

人間なんだから、
感情”がベースになっていくの当たり前のこと。
一般的には、
感情ぶつかり合い”というと人間関係の決裂につながり、
喧嘩を想像するだろうが、
それとは意味が違う。
人間関係の決裂”とは、
言いたいことも言えない関係が導く決裂のこと
相手が上司だろうが、
お客様だろうが、
組織の中のどんな権力者だろうが、
納得のいかないこと、
腑に落ちないことはどんどんと意見をぶつける。
それに対して、
相手が反論してくれればまともな議論になる。
もちろん相手が年長者や上司であれば礼儀礼節は欠かせない。
お互いが言いたいことをぶつけ合う。
相手がおかしな人間でない限り、
言い終わった後に遺恨を残すことは少ないはずだ。
それが人間であり、
それが大人というものだと思う。

表面的に上手くいっているように見えても、
言いたいことが言えない関係がいつまでも続くと、
自分の”感情”を押し殺して成り立つ関係にしか入っていけない。
そうなるともう、
不機嫌な世界”をずっと引きづったままいくことになる。

ただしこれをやるには、
礼儀礼節の他にもう一つ大切なコトがある。

続きは明日のブログで。

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