第3,767号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-1-

 

30年くらい前までは、
人材教育というと”感情刺激法”というのが主流だった。
「苦しいことがあっても諦めるな!」
「夢を達成するために頑張れ!」
「チーム一丸となれ!」
「挨拶はいつも明るく元気よく!」
「相手の気持ちになつて!」
時には、
「使う言葉はいつも前向きな言葉を使え!」
意識を変える言葉が変わる。
言葉が変わると行動が変わる。
行動が変わると習慣が変わる。
習慣が変わると性格が変わる。
性格が変わると運命が変わる」

どれも間違いではないのだが、
今の情報化社会になると、
こういうことを表面的にだけ受け留め、
その「本質」が置き去りにされることが非常に多くなっている。
私にも経験があるが、
どれもこれも、
その場では『なるほどなぁ~!』と腑に落ちた気になり、
全員で、
『言葉は意識を変える!意識が変われば行動が変わる!』と、
喉がつぶれんばかりに大声を出して唱和をしていると、
テンションだけは異常に高ぶっていったのを覚えている。
でも、
こういう”実在意識への刺激感情刺激法)”は継続性に欠ける。
なぜならテンションが上がっただけで、
決してモチベーションが上がったわけではないから。
行動心理学上からみても、
人はテンションを上げ続けていくことは不可能なのだ。

このシリーズでは、
感情思考”について復習していくもので、
受講生の皆さんが、
自己調整や職場の人材教育に活用していただければ幸いだ。

 

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