第3,756号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は”一歩一歩の積重ね”で前に進む!」  -25-

 

人生は一見して順風満帆に進んでいる時ほど、
思わぬアクシデントに見舞われることが多くある。
周囲が羨むほど、
仕事と家庭も順調に上手く行っていた人が、
ある日・・・突然、
仕事のちょっとしたミスで、
家族の一人が思わぬ事態に・・・・と、
こういうことに出くわすと、
今まで順調に行っていた人ほど意気消沈してしまう。
どこがいけなかったのだろうか?
考えても原因が判らない。
今までがあまりにも順調すぎたために、
素直にその新しい状況が受け入れない。

私の受講生にもそういう人がいる。
医師で離婚を2回し、
お子さんと離れて暮らす生活の中での私との出逢い。
過去は忘れて自分の”やれること”だけを懸命にやる
私が彼にアドバイスをしたのはそれだけ。
優秀な彼は、
その中で大きな気付きをしっかりとつかみ取り再スタートした。
コツコツと骨身を惜しまず向き合う彼のところに数年後、
講演やTVでの仕事が舞い込んできた。
出版した本はベストセラーになりまさに順風満帆。
ところが・・・・、
突然、
ある出来事が彼を襲った。
その出来事をいつまでも引きずり、
それが別の問題を引き起こし、
あっという間にTVに出る機会が減って、
あれほど売れていた本も、
いつの間にか姿を消した。

こうなった原因は2つ。
一つは”驕り”だ。
若い頃から負けず嫌いで、
事あるごとに他人と比較し、
自分の存在を高めてきた彼。
後日相談を受けた時にこう語っていた。
『本が売れ、
TVでもてはやされ、
いつしか自分が”頂点”に立った気分になった』という。

どんなことに向き合っても、
人にはそれぞれいろいろな見え方(見方)があり、
人それぞれに意見もある。
どれが良くてどれが間違っているわけではない。
それが彼の場合、
有名になりだした頃、
ある人のダイエットに関する意見に、
『そんな考え方は教えないでほしい!』と、
公共電波にのせて、
自分の考えと異なる人を批判してしまったことがある。
これは私も聴いていたが、
『あっ!不味いことを口にしたなぁ~』と、
心配になったを覚えている。

ここに彼の”驕り”が出た。

続きはまた明日のブログで。

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