《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は”一歩一歩の積重ね”で前に進む!」 -25-
人生は一見して順風満帆に進んでいる時ほど、
思わぬアクシデントに見舞われることが多くある。
周囲が羨むほど、
仕事と家庭も順調に上手く行っていた人が、
ある日・・・突然、
仕事のちょっとしたミスで、
家族の一人が思わぬ事態に・・・・と、
こういうことに出くわすと、
今まで順調に行っていた人ほど意気消沈してしまう。
どこがいけなかったのだろうか?
考えても原因が判らない。
今までがあまりにも順調すぎたために、
素直にその新しい状況が受け入れない。
私の受講生にもそういう人がいる。
医師で離婚を2回し、
お子さんと離れて暮らす生活の中での私との出逢い。
「過去は忘れて自分の”やれること”だけを懸命にやる」
私が彼にアドバイスをしたのはそれだけ。
優秀な彼は、
その中で大きな気付きをしっかりとつかみ取り再スタートした。
コツコツと骨身を惜しまず向き合う彼のところに数年後、
講演やTVでの仕事が舞い込んできた。
出版した本はベストセラーになりまさに順風満帆。
ところが・・・・、
突然、
ある出来事が彼を襲った。
その出来事をいつまでも引きずり、
それが別の問題を引き起こし、
あっという間にTVに出る機会が減って、
あれほど売れていた本も、
いつの間にか姿を消した。
こうなった原因は2つ。
一つは”驕り”だ。
若い頃から負けず嫌いで、
事あるごとに他人と比較し、
自分の存在を高めてきた彼。
後日相談を受けた時にこう語っていた。
『本が売れ、
TVでもてはやされ、
いつしか自分が”頂点”に立った気分になった』という。
どんなことに向き合っても、
人にはそれぞれいろいろな見え方(見方)があり、
人それぞれに意見もある。
どれが良くてどれが間違っているわけではない。
それが彼の場合、
有名になりだした頃、
ある人のダイエットに関する意見に、
『そんな考え方は教えないでほしい!』と、
公共電波にのせて、
自分の考えと異なる人を批判してしまったことがある。
これは私も聴いていたが、
『あっ!不味いことを口にしたなぁ~』と、
心配になったを覚えている。
ここに彼の”驕り”が出た。
続きはまた明日のブログで。