《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法！」　　－45－

『最近は”自主性”はあっても「主体性」のある人間が少ない』
今の人達は、
”言われたとおりにやる”のが上手い人が多い。
自主的に進んで「やります！」と手も挙げてくる。
やり方を教わり、
いざ取組みだすと、
その教えてもらったこと以外はあまり意識の中には無い。
”言われたとおり”にやるのだが、
その中で自分で大事なポイントはチョイスしたり、
自分で工夫してプラスアルファを見出し提案する人は少ない。
だから、
言い換えると、
”言われたこと以外”は全く人の話を聞かないか、
”なんでも鵜呑みにする”かの二極化している感がある。

”言われたこと以外”は全く人の話を聞かない
このタイプは、
自分のことを解ったつもりになっているタイプ。
自主的にはどんどん取り組むが、
思い込みだけで仕事に”ヒストリー”が無いから、
有事の際に過去にさかのぼって原因追及することなどが難しい。

もう一つの”なんでも鵜呑みにする”タイプ。
つまり”言われたこと”だけは受け入れるタイプとは、
まさしく「”言われたとおりにやる”のが上手い人」。

人の話を聞いて”言われたとおりにやる”ことも、
ある時期では大切なことだが、
人というのは無責任にいろいろなことを言ってくる。
時には今では通用しないようなことや、
状況が全く理解できていないのに口を出してくる人など、
このタイプの人が運悪くそういう言葉を耳にすると、
間違いなくそれは”雑音”になっていく。

”自主性”が高くても「主体性」の低い人は、
こういう”雑音”に惑わされ、
混乱して、
おかしな自己像を創り上げてしまう危険性が高い。