《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」 -44-
「関係性」を築き上げていくには大切なポイントがある。
それは・・・・
”苦言をくれる人”を見逃さないことだ。
「関係性」は深まれば深まるほど、
相手は耳に痛いことを言ってくれるようになる。
だいたい、
”どうでもいい奴””に人はエネルギーは使わない。
想ってくれるから、
期待しているから、
苦言とも言えない嫌みのような言葉も出てくる。
『A君のここは素晴らしい!
ここのところをもっと改良するとさらに良いね』・・・
こういうのはスッーと自分の中に入ってくるだろうが、
『お前はそういうところがダメなんだよぉ~』
『お前は部下にこんなふうに思われる態度をとっていないか?』
こういう言葉は”苦言”というより、
グチグチいじられている感じがして嫌なものだ。
でも、
本当に意味での”苦言”はこういうところに潜んでいる。
こういう”苦言”にこそ「金言」という価値が存在している。
「金言(きんげん)」とは”金言(こんげん)”とも読まれ、
”金口(こんく)=仏陀の口から出された不滅の教え”のことを意味するが、
「金言耳に逆らう」という言葉のとおり、
”金言は立派過ぎて、ややもすると人の感情を損ない聞き入れられない”言葉でもあることを意味している。
それだけ、
そんな言葉の中には、
”自分らしさ”を見つける大きなヒントとなるものが潜み、
そういう言葉を与えてくれる人は、
自分をさておき、
”耳の痛いこと”を言ってくれる人達といえる。
ただ、
”雑音”と「金言」をしっかりと聞き分ける耳を持たないと、
それに振り回されて悩むだけになる。