《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」 -41-
ビジネス本などを読むと、
仕事は、
お客様をどれだけ喜ばせるか?
どれだけお客様の役に立てるか?
いかに会社に貢献できるか?
どうすれば上司の評価を得られるか?
こういうことが、
さも大切な目的や目標のように書かれているのが多くあるが、
仕事をする上で大切なことはそんなところには存在していない。
これはサービス業といわれる業種でも同じだ。
仕事に向き合う時の目線は常に「自分」でなくてはならない。
相手を喜ばせるために「付加価値」を付けるのではなく、
”自分自身に「付加価値」を付ける”・・・これが大事なコト。
サービス業の仕事も、
お客様を喜ばせるためにその仕事に向き合っているのではなく、
自分の”向き合い方(姿勢)”が、
結果として、
お客様が感じ取ってくださっているかいないか?
それ以上でもそれ以下でもない。
つまり、
会議などで会議の議事録作成という仕事がある。
最近はPCやタブレットを片手に、
もの凄い速さで参加者の発した意見や言葉を、
一字一句逃すことなく打ち込んでい行く人もいるが、
これはこれでそういう能力に長けていることは素晴らしいが、
もっと、
目線を自分に向けている人がこういう作業に向き合うと、
会議で出た発言や項目をそのまま連ねるだけではなく、
項目別に整理しながら、
議題のポイントと、
会議の責任者の着地点を考えながら記録していく人もいる。
後者の場合は、
”記録する”という作業に加えて、
「整理する」というひと手間を加えることで、
議事録ではなく、
その人に対しての「付加価値」がつけられたことになる。
この「付加価値」は、
上司の評価が欲しくてやったのでもなければ、
誰かに喜んでもらいたくてやったわけでもない。
そこには”自分だけの「こだわり」”がさせたものである。
サービスとホスピタリティの違いも、
こういうところに存在し、
「誰かの為に!」などと意識しなくても、
行動の一つひとつに現れてくるものである。