第3,613号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の主役は”自分自身”でしかない!」 -35-

 

人材教育に携わって45年。
企業の人材教育の方向性も大きく変わってきた。
昔は、
挨拶は満面の笑顔で元気よく”と教え込んできた。
あなたのその笑顔と、
元気の良い挨拶が、
職場の雰囲気をも元気にするから・・・・・と。
でも今はもうそういう導き方はマイナス要素しか生み出さない。
部下が満面の笑顔で元気よく挨拶していると、
部下の”本音の姿”が見えなくなる。
悩み”を抱きながら出社している従業員に、
『良い仕事をしろ!』という方が無理な注文だ。
その前に、
部下の抱える”悩み”を聞きだしてやり、
一緒になって考えてあげることの方が先だ。

本音」とは・・・本来の自分自身が発している音
人はこの、
本来の音(本当の気持ち)”に沿って生きることこそが大切。
自然な流れが生み出されていく。
言っておくが”ワガママ”とは違う。

サービス業の研修などでも、
最近はお客様目線とか、
お客様の為にとか、
お客様の気持ちになってといった導き方が少なくなった。
少なくなったというより、
むしろ、
その「本質」を、
深く深く掘り下げて指導していくところが多くなったといえる。
マネージメントでも、
周囲を楽しくさせる人を育てようとか、
部下の才能を引き出す能力を身に着けようとか、
こういった指導も少なくなった。
そりゃぁ~そうだ。
過去と他人は変えられない」というのは、
覆すことのできない”原理原則”。
それに反して、
部下を思いのままに育てようとすること自体問題なのだ。
ましてや、
会社の業績を伸ばしていく人物とか、
会社に貢献できる人物の育成とか、
こういううたい文句で部下と向き合っている企業は、
どんどんと遅れていく。

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