第3,594号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の主役は”自分自身”でしかない!」 -16-

 

人は”渇望”をため込んでいくと、
それを改善するには、
その原因となったコト以上のモノやコトを求めるようになる。
つまり大きな刺激が必要になるということ。
水の入ったコップを乾いた部屋の中に置いておくと、
直ぐに枯れて空っぽになる。
乾燥している部屋なら、
次はもっと大量の水を準備しておかないならない。
反対に、
潤いのある部屋なら、
毎日少しづつ少しづつ水を数滴たらしていくだけで、
コップの中は満たされていく。

大きなご褒美や、
強い刺激を求めているのは、
無意識のうちに、
どこかでいつも自分に”無理”をさせているから。
心の中の乾ききった空間を、
一気に解消しようと、
いつも高額の買い物をしたり、
海外旅行に行ったり、
派手なイベントへの参加を望んだりするのは、
そういうことの表れだと思った方が良い。

それよりも、
もっと”自分目線”で日々を送ることだ。
だいたい人生なんてアッという間だ。
他人のことなど構っている暇などあるはずがない。

誰かに勝つとか、
誰々より上を行くとか、
一番になろうとか?
ビジネスだってそうだ。
”優勝劣敗”と叫んで、
他社を圧倒するような成果を上げることを目的にしていると、
間違いなく自分自身を見失っていく。
自分を見失えば”自分目線”にはなれない。
自分目線”になれないと、
自分の足元を見つめることは難しくなる。
だって、
誰かに、
誰々より、
一番に・・・・・・・、
これ全部、
相手”のことが「自分の」の中に入ってきている。
自分のコップの中の水を、
知らぬ間に他人に飲まれてしまっているようなものだ。
これでは”渇望”が溢れても仕方がない。

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