第3,593号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の主役は”自分自身”でしかない!」 -15-

 

人は我慢や無理をしていると、
その期間が長ければ長いほどストレスや渇望は溜まってくる。
サービス業の仕事をしていて、
従業員に、
「お客様に喜んでもらうために!」
「お客様が嬉しいと思う行動を!」
こういう教育を永いこと続けてきたけど、
そういうやり方が通じたのは20年前まで。
行動心理学を学びだしてから、
特に今の時代、
これは大きな誤りだったとつくづく気付かされた。

こういう指導を繰り返していると、
従業員は間違いなく、
その”視線”がお客様から遠のいていく。
で・・・・、
それがどこに向くかというと、
自分の上司の方に向くようになる。
『ほら!私はこんなにやってますよ!』と。

恋人や奥さんにプレゼントをする時も同じ。
『これなら絶対喜んでくれるだろう!』
これはもう、
「こういう気持ちが相手を思いやるということ」と、
大きな勘違いをしていることに気付けないと、
万が一、
プレゼントを手渡して、
相手が大喜びをしてくれないようなことになると、
『なんでぇ~嬉しくないのぉ~?』
『これ探したんだよぉ~』
『これ高かったんだよぉ~』・・・・・と、
もう誰のためのプレゼントか全く判らなくなっていく。

サービス業での接客も、
恋人へのプレゼントも”自分目線”が大切。

つまり、
自分がいまやれること」を愚直に懸命に取組む。
サービス業の接客も形があるものでは無い。
君の”想い”。
自分が向き合っている仕事に対する”想い”を届ける作業で、
決してお客様を喜ばせるためのものでなく、
君の姿と接したお客様一人ひとりが、
その姿と姿勢を見てそれぞれに感じて反応するだけ。
まっ、これは接客に限らず、
いかなる仕事に向き合う時も、
自分の「」がその場に無いならやらない方がまだ良い。

自分を大切にするとはそういうことを指している。

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