《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「運命とは”目の前の選択結果の積重ね”」　－42－

人は「感情の生き物」。
だからこそ、
その”感情”は、
時にコントロールしなくてはならないが、
その方法は一つしか無い。

『仕方ないですよ。
私達だって人間ですから”感情”があるんですから・・・』
まさに正論だが、
誰もがそんなことを言い出したら、
それこそ争いだらけの無秩序な世の中になってしまう。
特に”怒り”は人と混乱させる。
チョッとした”怒り”でも判断力は遮断され、
まずそういうところに情報は流れ込んでこなくなる。
その上、
自分の持つ「直感力」も削っていく。
これは、
私達の持つ”感情”が、
「自分は怒っている！」という信号しか受け入れなくなるから。
頭が真っ白になって、
訳が判らなくなるとはこういう状態をいう。
この”怒り”を意図的に客観的に切り離し、
”感情”をコントロールする方法は先に記したが一つだけ。
それは私達の「意志力」。
”怒り”を感じたらまず、
『あっ！俺は怒っているな！』と口に出すと良い。
人は”自覚”をするだけで、
自分の”感情コントロール”がし易くなる。
それは自分自身を客観的に見ていることと同じだから。
人は自分自身を客観的に見ることは難しい・・・・というより、
不可能に近いといった方が良いだろう。
それは私達が「感情の生き物」だから。
だから、
他人のことはいろいろ気付くが、
自分自身のことにはほとんど気付けない。
問題点を指摘されると、
それを『自分で自覚して振り返ってみよう』という意志気（意識）より、
『なんでそんなこと言われなきゃならないの！』という”感情”が先に出てしまうから。
これが当たり前。
そういうメカニズムになっているのだから・・・・。
だからこそ「意志力」という、
それにも勝る力を借りないとならない。