第3,406号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”現象”に惑わされず「本質」を見る!」 -10-

 

何度も言うが、
私達には”五感”という物差しでしか、
物事の良し悪しを測ることはできない。
それは決して悪いことでもなければ間違いでもない。
ただ、
それだけに私達は、
目に見えること、
耳に聞こえることに惑わされやすくなっているということ。
目に見えること、
耳に聞こえることは間違いなく”事実”ではあるが。
そこに、
私達の感情が入り込むと、
いつの間にかその”事実”は、
幻想や妄想に変化していき、
真実」とは遠くかけ離れたものになっていく。
ここでそれを調整するのに必要になるのが、
原理原則論に沿った意志力というものだ。
目の目に起こる”出来事現象)”によって、
不必要に感情を揺さぶられないようにする「意志力」。
これが必要になる。
平たく言うなら、
いかなる”出来事現象)”が目の前に立ちはだかろうとも、
まずはそれをしっかりと受けとめて、
原理原則」に則って対処していくことだ。
もちろん、
人間なんだから悲しいことが起きたら泣けばよい。
辛いことが起きたら、
『辛いなぁ~』と弱音を吐いても構わない。
でも、
いつまでもその感情に引きずられないことだ。

私にも経験がある。
サラリーマン時代の人事異動がそれだ。
売上が№の店に行かされると”栄転”。
遠く最果てのローカル店舗を命じられると”左遷”と、
勝手に思い込んで、
幻想・妄想に振り回されながら過ごした日々。
そして、
その真意が解ったのは・・・・何年も後のこと。
限られた人生で、
こういう時間はとてももったいない。

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