《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は進む以外に道はない!後戻りはできない!」-31-
私も長いこと野球をやっていたが、
野球というスポーツは点数さえ取られなければ、
たとえ味方が得点できなくても試合に負けることはない。
この切り口だけから考えても、
”負けること”のない勝負の勝ち負けに
こだわるのは無意味なコトだ。
それよりも大切なことは、
「自分が自分のプレーを精一杯する!」こと。
「自分が自分のプレーを精一杯する!」には・・・・
”練習は緊張の中で懸命に!試合はリラックスした中で楽しく!”
私が地元の少年野球の監督をしていた頃、
子供達に言い続けた二つ目のことはこれだ。
スポーツの試合には概ね”勝ち負け(勝負)”が絡んでくる。
タイムや点数、ポイントを
お互いに決められたルールの中で競い合う勝負事だから。
ルールがある以上、
”試合の勝負”の分かれ目がどこに待ち受けているかは
誰にも判らない。
だから「試合の勝敗は時の運」ともいわれる。
こだわらなければならないのは、
”試合の勝敗結果”ではなく、
「勝負の勝ち負け」だ。
この”勝負”の相手は・・・・そう自分自身だ。
この「原理原則」を知らずに、
”試合の勝ち負け”にこだわって挑む選手の多くは、
その大きな大会が終わった後のことが不安になってくる。
オリンピックで金メダルは獲った。
でも、
このオリンピックが終わったら・・・・
俺は何をすればよいのか?
1年1年歳を重ねれば重ねるほど、
このプレッシャーは重くのしかかってくる。
これを「試合に勝って勝負に負けた」という。