《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-90-
さぁ~いよいよ、
お客様に”最高の笑顔”を出すために、
自分達は具体的に何をやればよいのか?
これにも多くの意見が出たようである。
それぞれの班に事前に手渡した模造紙には、
もうギッシリと、
隙間が無いほど彼らの出した意見が書き込まれていた。
これを見た時、
私は、
『人材育成ってやっぱり、
「OFF・J・T」と「O・J・T」と「S・D・P」のバランスだなぁ~!』と再認識させられた。
どんなに素晴らしい講師が来て、
知識を伝え、
職場内で優秀な先輩がついてトレーニングを積んでも、
それだけでは、
義務感の中から逃れられないで、
彼らは自分じゃない自分を演じて、
義務感で課題に取組むようになり、
その課題は
さまざまな”思い込み”からやがて悩みへと変わっていく。
彼らが出した、
私の第二の質問への答え・・・・それがこれ!
2.”最高の笑顔”を出すために君達は具体的に何をするのか?
①.常に足元を見て、遠く定めた目標(”最高の笑顔”)を手
に入れることを目標としない。
②.”足元”とは?
次のことを個々で意志気して行動する。
イ.感謝(働ける場所があることに感謝する)。
ロ.挨拶(誰にでも自らが先に!)。
ハ.時間管理(”時は命なり”を肝に銘じて)。
二.健康管理(暴飲暴食をせず、睡眠時間をしっかり)。
ホ.整理整頓(この意味を理解し個々にチェックリストを
作成して取組む)。
へ.金銭管理(貸し借りをしない、出納長をつける)。
ト.”全ては自分”を忘れずに自責で取組む。
つまりは、
”最高の笑顔”を出すには、
自分自身が自分の会社と仕事に対して、
誇りと情熱を持って取組むこと。
毎日が楽しく、
無我夢中で取組むことこそが、
”最高の笑顔”を、
自ら導き出すことになるから!
これで、
私の全カリキュラムは終了。
彼らが今回の研修で、
彼ら自身で導き出し、
書き出されたすべての項目は、
社員食堂内に2017年3月末日まで掲示されることになる。
ご参考になりましたか?
人材育成の”思い込み”は、
企業組織にとって、
後々、大きなムダ・ムラ・ムリを生み出す危険性があり、
大きな損失へとつながっていくかも?