《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は進む以外に道はない!後戻りはできない!」-3-
この世に治らぬ病は一つしかないのに、
”病”に襲われると、
身体は変化し今までとは違う状態になる。
もちろん、
仕事もスポーツも、
好きなことが今まで同じように出来なくなる。
『いつになったら元の状態になるのだろうか?』
『入院費はどのくらいかかるのだおるか?』
こうして”病”が襲い掛かってくると、
人は、
まだ起きてもいないことまでも案じて、
どんどんと”気”を弱めていく。
そしてやがて、
”病”は「病気」という厄介な状態にさらに変化する。
『たまにはいいんじゃない。ゆっくり骨休みだぁ~』と
気楽に考えていた楽天家も、
入院生活や自宅療養が3カ月を過ぎたころになると、
そうのんびり構えているわけにはいかなくなっていく。
でも、
どんなに困った顔をしようが、
誰に相談しようが、
一度、
”病気”になった身体は、
徐々にしか回復はしていかない。
こんな時は、
いつも言っているけど、
目の前の「やれること」をやるしかなくなる。
私は10年ほど前に、
アリゾナで大交通事故にあい、
入院2カ月。
リハビリ6カ月。
松葉づえ生活1年は覚悟しなさいと医師から言われたが、
この、
「いまの自分に与えられた条件の中で”やれること”をやる!」
この意志気(意識)だけは忘れずにいたお陰か?
2カ月といわれた入院は28日で退院。
6カ月といわれたリハビリは、
それは過酷だったけど2カ月で終了し、
松葉づえ生活はわずか1週間しかなかった。
この時、
「前向き」という言葉の”本質”は、
ことに向き合った時の「自分の意志力」にあると確信した。
でも、絶対に無理だけはしなかった。