《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-88-
今世の中で語られている「関係性」。
私の顧問先の新入社員研修で、
「笑顔とは?」というテーマ研修から、
そんな話題にまで進展していった。
そして、
彼らが最初に行き着いたところは、
『この世の中で”最高の笑顔”ってどんなのだろう?』
これにもまたいろいろな意見が・・・。
『そりゃぁ~腹から笑っている姿でしょ!』
『それは”笑顔”じゃなくて”お笑い”だろ』
『どんな状況下に置かれても変わらない”笑顔”じゃない?』
『そんなの無理だろ!人間なんだから・・・・』
『それをやるのが仕事じゃないの?』
2時間ほど彼らだけにして、
自由に議論をしあった。
そして出た結果が・・・・・『赤ちゃんの”笑顔”!』だった。
2時間して研修室に戻ると、
ホワイトボードの中央に、
「赤ちゃんの”笑顔”」と書かれてあった。
これに対して、
私が二つの質問を投げかけてみた。
一つは・・・
「この根拠は?なんで赤ちゃんの笑顔が最高なの?」。
二つ目の質問は・・・
「で・・・君達はこの笑顔習得するためにどうするの?」。
私がデパートマンだった頃は、
「”笑顔”は出すもの!」
「出せなければサービス業で働く者としては失格!」
だから、
毎日、朝礼時に、
『ミルキー!』とかいわされて(笑。
表情筋を和らげ、
口角上げる練習ばかりさせられたものである。
まっ、
それも無駄にはなっていない。
お陰で、
その後は、
どんな時にも”笑顔”がすぐに作れて、
『ネギちゃんは良い”笑顔”してるねぇ~!』って
随分と得もした(笑。
でも、
今の時代はこれではダメ。
サービス業の接客を接遇術として高め、
お客様にすり寄って、
心地よい声をかけたところで、
なんの意味もなさなければ価値も無い時代。
なぜなら、
そんなレベルはどこでも標準装備になっているから。
さぁ~、
彼らは私の質問にどういう回答を出してきたか?
続きは明日また。