第3,330号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-64-

 

”イメージング”という言葉を聞かれたことがあると思う。
これは成功したシーンや、
目的を達成した時の状況を想像して、
頭の中でリアルにイメージすること。
ただ想像するだけではなく、
目的達成の瞬間に、
上司はどんな誉め言葉を投げかけてくるか?
周囲は何と言って祝福してくれるのか?・・・・と、
こんな細かなことまでもイメージすることが特徴。

もう30年ほど前に、
「脳トレーニング」という人材育成研修などではやった手法で、
高いゴールを設定し、
その成功結果をイメージすると、
人の脳は、
想像で感じたことと実際にそれを体験したことで感じた、
気持ちの区別がつきにくくなるといった
脳の特性を活用した心理手法の一つ。
確かにこういうことも一理あるが、
それをそのまま表面的に受け止めて、
「目標を意識すると人は自然とそれに向かって行動する」とか、
「イメージがしっかりと出来れば達成したも同じ」というのは、
これは大きな勘違いである。
イメージしたものはあくまでの”想像状況”にすぎない。
大切なことは、
その”想像状況”をもう一度分解し、
今度は、
それに近づけていくためには、
具体的に何をすべきなのか?
さらに、
その中には、
「やれること」と”やれないこと”が存在するから、
まずはその「やれること」から着手し、
その一つ一つをしっかりと記録して、
”ヒストリー”を残すことである。
”ヒストリー”の残せないものは次にはつながらない。

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