第3,313号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-48-

 

どうしようもない事態に陥ったら、
私はいつも・・・・「何もしない!』ことにしている。
死んだ親父の墓参りをしたり、
畑に行って耕したり、
ただあてもなく、
景色を見ながら歩いてみたり、
直接的に問題に関わることには、
あえて一切手を付けない。
心理学から言っても、
私達は、
窮地に追い込まれると、
根が深ければ深いほど気持ちの切り替えは難しくなる。
医学的にも、
身体に鋭利なものなどが刺さった時は、
すぐに抜くのではなく、
時間をかけて抜く方が良いといわれている。
急いで抜くと、
大量の出血に見舞われたり、
かえって身体に与えるダメージが大きくなるからだという。
あまりに心の傷が深い時は大急ぎで治そうとしないこと。
かえってこじれて二次問題を誘発する危険性の方が高くなる。
無理に自分を励まして、
『死んだつもりになれば何でもできる!』などと、
無理をしないことだ。
わが国には昔から「時間薬」という良薬がある。
心の傷は”時間”しか治せないという意味だそうだが、
これを読んでいる人の中で、
10年前の失敗や失恋で、
今もまだ悩み続けている人って・・・あまりいないでしょ。

”時”の中に生きる私達にとって、
”時間”は私達の味方なのだ。

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