《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな！」－45－

心が折れやすい人の特徴の一つに、
過去に失敗したことや、
誰かに失礼なことをされたことなど、
いわゆる”嫌なこと”を、
ことあるごとに、
何度も何度も思い出してしまうという、
悪い癖のようなものがある。
どんな出来事があろうと、
それはもう過ぎ去った過去のこと。
例えば、
『Ａさん！ＢさんがＡさんのことダメな人だよ！と、
周囲の人に言いふらしてますよぉ～』
こんな言葉を共通の知り合いであるＣさんから聞いたとしよう。
そんな時、
あなたならどうします？
自分は全く悪いことなどしていないのに、
Ｂさんは自己の正当化を図るために、
あなたを悪者に仕立てて、
周囲に触れ待っているということが耳に入ったら・・・。

こんな時は、
放っておくことが一番。
『なに～！許せん！』と、
むきになってそれを撤回させようとしたところで、
変わるものはないもない。
かえって、
益々自分を追い込むだけのこと。
そんな時は”貝になる”。
”貝になって”固く口を閉ざし、
放っておくことである。
相手は自分に後ろめたさがあるから、
誰も聞いてはいないのに、
勝手に自分の解釈と思い込みで語っているだけ。
それを耳にして、
感情を逆立てるのもまた、
自分自身の、
感情が作り出しているということに気付いた方が良い。