《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな！」－23－

ポジティブに物事をとらえることは間違いではないが、
その持つ意味をしっかりと理解しないまま、
ただ表面的に明るく、
前向きに振舞うことがポジティブと勘違いしないこと。
私達が向き合う物事には、
ポジティブにとらえてもどうにもならないことだってある。
最大のことは「死」だろうが、
日常的にもたくさん存在している。
その一つが”相手の存在”だ。
私達はどうも、
自分と向き合う”相手”を、
自分の思い描くように近づけようとする。
仕事仲間も、
上司も部下も、
お客様も、
その逆の立場も、
さらには恋人も妻や夫も、
子供までもを・・・・。
自分で自分を自己批判する必要などないが、
「他人と過去は変えられない」のが原理原則。
自分自身の考え方や、
物事のとらえ方を変え、行動を変えていくしか方法はない。
時にそれが、
ネガティブな行動と他人様には映るかもしれない。
”相手”と向き合ったら、
『こうしたら喜んでくれるだろう！』といった意識は捨てたほうが良い。
それは”相手”のことを思っているようで、
実は、
自分が”相手”に対して、
「こうなってもらいたい！」という、
自我でしかないということを理解することである。

物事の本質は目に見える以上に奥は深い。