《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「新入社員に贈るシリーズ・〈人間関係編〉」 -22-
よく、
「ありがとう!」をたくさん言えば、
その人の周りには”ありがとう”だらけで溢れかえる・・などと、
新興宗教のようなことを言う人がいるけど、
言語で飾った”ありがとう!”は誰にでもいえる。
「言葉」というのは、
使う人の行動が伴ってはじめて“言霊”として生まれ変わる。
耳障りの良い言葉を使うだけでは、
その人の考え方にまで影響を及ぼすことはない。
使う言葉でその人の人物が見え隠れするのではなく、
その人の行動で、
その人の人物像が浮かび上がってくる。
そうでなければ、
詐欺師など、
言葉巧みに操る人はみんな良い人になってしまう。
自分を演じるための言葉は生きてはいない。
もっというなら、
失敗をしてしまった時、
『申し訳ございませんでした』と言えなくても、
『ごめんなさい!』でも、
それを口にした人の行動が、
全ての方向性を決めてくれることになる。
コミュニケーションとは、
相手と仲良くすることではない。
なによりもまずは、
自分に目線を常において、
自らの行動に自責で向き合うことである。
そういう姿勢で取組んでいる人には、
たとえその人が口下手で、
人づきあいが下手でも、
周囲から人は集まってくる。
22回にわたりお届けした”新入社員に贈るシリーズ””。
3月の「HEP意識改革セミナー”ベーシック&アドバンス”」を受講されたK君、Yさん、Ⅿさん、О君、F君、Sさん。
新入社員として一番不安がっていた人間関係。
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。