《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「新入社員に贈るシリーズ・〈人間関係編〉」 -18-
基本的に人は、
素性のい解らない相手を好きになることはできない。
「この人はこういう人だなぁ~!」という
予備知識ができてはじめて歩み寄ることが可能になる。
逆に、
「この人は何かを隠しているような気がする!』
こんな思いが走ればまず距離をおいて間合いを図るようになる。
この相手との距離を縮めるのに必要なのが、
”ディスクロージャーの意識”だ。
つまり、
自分自身の情報公開である。
会社に入ってさまざまな人との出会いがあるが、
そんな相手に少しでも距離を縮めようと思うなら、
まずは自分自身の情報公開を惜しまぬこと。
それも日常の他愛もない会話の中で公開していくこと。
『あまり自分のことばかり話しても・・・・』と、
悩む必要はない。
人間関係の中で、
最も警戒されるのは”何を考えているのか判らない人”だ。
黙って相手の話を聞いているだけ、
愛想笑いをしているだけでは、
いつまでも相手との距離は縮まらない。
これは仕事を進める上でも同じ。
例えば、
仕事で行き詰まったことが起きたら、
まずは自分の現状を可能な限り相手とシェアすること。
自分がやって上手くいったこと。
上手くいかなかったこと。
抱えている問題点や課題。
少しでも相手がアドバイスしやすいように、
可能な限り自己開示していくことが重要なポイントとなる。